変化とは

■思考の幻想
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変化と聞いて

ワクワクする人

ドキドキする人

恐怖を感じる人

不安に感じる人

色んな感じ方があります。

もしかしたら

変化という言葉に

不安やネガティブに感じる時

今まで生きてきた自分の経験が無くなってしまう

今まで生きてきた人生を、否定するような感覚

今まで生きてきた、自分の生き方や思い出すべてを失う感覚。

そんな風にも感じる人もいるかもしれません。

そんなとき、

今の現状を変えたい,変わりたいと願っても、

心底では変化を求めていない、という無意識な思考があるかもしれません。

無意識なので気づかないかもしれませんし、なんとなくそうかも。という感覚の方もいるかもしれません。

しかし、

変化とは、自分の歩んできた人生の延長線上にあります。

例えば、

子どもの頃に遊んだジャングルジムだったり、迷路だったり、基地のような狭い場所で、私たちはどんな風に遊んでいたでしょうか?

その場にあった遊び

狭い場所では、体をくねらせ狭めたり形を変えたりしながら、試行錯誤して目標までたどり着くことを楽しみます。

迷路では、何度も壁にぶつかりながらも、道を探して出口まで考えて行動していきます。

そんな風に、私たちはその時に与えられた環境で自分の出来る最善を考える力があり、

そして、

それを楽しんでゴールや目的に向かって進む力を持っています。

それは楽しい遊びであり、苦しいものではなかったと思います。

先の見えないゴールで不安になる事はあったと思いますが

しかし、必ずゴールがありました。

光のある場所です。

人生も似ていると思います。

人は、何か目的や目標やゴール設定をして、その方向へと向かって生きている。

今、そのゴールが【ない】と思える状況であっても、

人は誰しも「幸せになりたい、満たされたい、認められたい」という気持ちが

心の中にあります。

今、ゴールや目標がないと思った人の中にも、その思いがぼんやりとはあると思います。

「ただ幸せを感じたい」「ただこの辛さから抜け出したい」その思いこそ、

自分の中の目標でありゴールでもあるのです。

その為に私たちは歩みを続けています。

歩み続ける事は、先ほどの遊びのように、ゴールへ向かう為に自分の思考を使って考えます。

試行錯誤。

そして、その時の状況、環境で

自分を柔軟に対応させ、自己調整する。

さらに、自分自身を変化させ形を変えていきながら、光の方へと目指しているのです。

今までも、そうやって歩んできているのです。

幼少期は変化ということに、不安はあまり持っていないと思います。

例えば、

義務教育、成長を重ね年齢で変化を強制的にさせられています。

そして、それが当たり前すぎて変化だとは気づきません。

3月になり1学年が終わり、進級進学をします。

それは大きな変化でありますが、義務教育という中で、私たちが当たり前として捉えている為に,変化という事にはかんじられていないかもしれません。

しかし

進級進学すると同時に、友人関係が変わり、先生が変わる事もあることでしょう。

学校が変わり通学路が変わる。

そういうことも自然な流れの中にいて、当たり前だと

変化だと気づく事はないかもしれません。

変化とは

恐いものではなく、過去の自分が無くなったり

壊れたり思い出がなくなる訳ではありません。

自分の人生の延長線上にあります。

そうやって変化をし続けてきたのです。

そして

自分を失う事無く、新しい柔軟な対応で

私たちは生きてきたのです。

変化が恐いと感じたりするのは、

外側からの影響で、かわざるを得ない状況が突然起きたり

今の自分自身の生活に、違和感を感じることから

わき上がってくる事かもしれません。

私たちは、柔軟に対応できる思考があります。

変化が恐いと思う事は

今までの自分の経験や環境・肩書き・人間関係を、失いたくないという恐れもあります。

しかし、今までも変化をして、人生を生きた自分は

何かを失ったり、思い出を忘れたりしているのでしょうか?

自分というアイデンティティーにおいては、人生の過程では変化はあったと思います。

経験は、心と記憶に残されていき、これからも人生の延長線上に変化をもたらせながら

状況を変え環境が変わるときにも、この人生というレールの上から降りる事はありません。

魂の記憶をもつことに変わりません。

変化を恐れるのは、抵抗する自分がいる。

変わりたいけれど、でも、やっぱり、変わりたくない!この自分もいる。

でも、それは自己防衛反応、だから反応しているのは正常な働き。

変化は人生の延長線上にあるのだ。

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